多頭遺棄っコのきぬちゃんの事・・・
ニャンわ〜ランドはこのコの手術費用を作らなければ・・・
そんな思いで決めました。
6月初旬、多頭遺棄っコ達と一緒に捨てられたきぬちゃん。
成猫なのにたったの2.5キロほどしかなく
同じ毛色の4キロ近くあるもめんちゃんとは大違い。
もめんちゃんは手術済できぬちゃんは未去勢の体格差でした。
産ませ続けられていたのかはわかりませんが
もめんはすぐにワクチンを打ち
きぬはオスメスいる為
先に手術の選択をしました。
そして早々に不妊手術をして戻って来て
ほんの1日か2日で体調を崩し・・・パルボである事が判明。
やせ細った体に不妊手術をしているので
体力も落ちていた所にパルボの菌がきぬちゃんを襲ったのです。
白血球はゼロまで落ちてしまい
毎日生死の境を彷徨いました。
実はそのパルボ感染の前にわかっていた事がありました。
きぬちゃんの耳には腫瘍があったのです。
腫瘍だなんて・・・頭を抱えていました。
良性か悪性かを知る必要があったので
不妊手術の際に一緒に耳の腫瘍も一部切り取ってもらい
生検に回してもらっていました・・・
人間大好きなきぬちゃんは
飼い主に捨てられ
やせこけた体を不妊手術でメスを入れられ
耳に腫瘍まで出来ていた所に
最悪なパルボにまで感染したのです。
こんな所で命落としたら絶対ダメだよ!
鈴夫以前にきぬちゃんの時もそう思いました。
だってだって
捨てた人はきぬちゃんがこんな事になってるなんて知らないんです。
どう思っているのか・・・
もうきぬちゃんの事なんてすっかり忘れているのかもしれません。
こんな所で命落とすなんて事になってしまったら悔しすぎます。
きぬちゃんは絶対パルボに打ち勝って元気になって
とびっきりの幸せを掴まないとダメなんです。
そう願っていたら、
パルボに打ち勝って無事帰って来てくれました(T_T)
無事退院してきたきぬちゃんは
というかパルボ生還組は
パルボに打ち勝った後は皆すこぶる元気でした(笑)
その後は甘えん坊炸裂きぬちゃんで
お世話をしてくれているブーチーさんにも
お客さんが来ても
他の猫がかまってもらっている所に入り込んで
わたしわたし〜〜〜!と人大好きアピール全開で(笑)
本当に可愛い猫さんで毎日元気に過ごしてくれています。
そしてパルボも落ち着き
ワクチンも接種して
やっと耳の為のCTを受けに行きました。
腫瘍自体は良性でホッとしたのですが
耳の中という事で
場所が場所だけにとても難しい手術との事。
鼓膜の前後にまたがっていて
鼓膜の奥の腫瘍が拡大してしまえば
三半規管にあたったり鼻の方へいく可能性もあり
やはりとっておいた方が良いとの事で。
ただこの手術を熟知している先生も
身近にはあまりいらっしゃらないようで
どういった手術をするべきか
どこで手術をするべきか
選択していかなければなりません。
今、きぬちゃんは、多少不快ではあるものの
とても元気で、ご機嫌に甘えて来ている訳で
生活には支障なく過ごす事が出来ている・・・
難しいというだけはあって手術のリスクは多々ある訳で
でも飼い主さん探しをするには
何らかの手術はしなければならないと思っていて
近いうちに答えを出さなければならないのですよね。
きぬちゃんは今日も元気に
よく食べ、よく遊び、沢山甘えています。
きぬちゃんの未来の為に
頑張らなければなりません。
きぬちゃんの事も応援して下さい!
よろしくお願い致します(>_<)
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